
院長八上公利
1988年昭和大学大学院歯学研究科修了。長年にわたり、大学病院歯科口腔外科にて研究と臨床経験を重ねる。その間米国留学を挟み、昭和大学や松本歯科大学にて後進育成にも注力する。2021年開院。長年培ったスキルと充実した設備で、口腔がんなどの口腔外科治療やインプラント治療に対し、大学病院並み水準の診療を心がけている。日本口腔外科学会口腔外科専門医。
長年にわたる大学病院での経験を生かし
満足度の高いインプラント治療の提供を
以前のクリニックが閉院する際にお声がけいただき、縁あってこちらに開院いたしました。35年以上にわたる大学病院での経験を生かし地域に貢献できればと思っています。
私が大学病院の口腔外科で働き始めた頃は、日本でようやくインプラントの一般化に向けた研究が始まった段階でした。そこから改良・開発が重ねられ、今では純チタンの高性能のものに進化しました。私もインプラント治療に携わる中で企業と共同開発した経験を持ちます。インプラント治療は機能、審美面ともメリットの多い治療です。歯を失った際の選択肢として、多くの方にご認識いただければと思います。
一方で、何が何でもインプラント治療を勧めることはありません。患者さんが抜きたくないと言えばできる限り歯を残し、任せたいと言えば私が考え得る最善を尽くすなど、患者さんに寄り添う治療を大切にしています。最適な治療の選択のためにも検査結果と病気について十分ご理解いただけるよう、丁寧にご説明いたします。インプラント治療に限らず、気になることがあればいつでも気軽にご来院ください。
患者さんに寄り添う
治療を大切に
重度の虫歯でも患者さんが残したいなら、できる限り残す治療をご提案。「お任せします」のご希望にも対応いたします。
先進機器の
導入
高倍率のマイクロスコープや頭部まで撮影ができる医科・歯科共用CTなど、正確な診断・治療のための先進機器を導入しています。
大学病院などとの
緊密な連携
長年培ったスキルと充実の設備で大学病院水準の診療をめざす一方、必要に応じ、速やかに大学病院へ紹介する体制も整えています。
インプラント治療とは?
何らかの理由で歯を失った際に行う、補綴治療の一種です。失った歯があった顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯の土台となるアバットメント、そして人工歯の順に装着していく治療法です。失った歯の機能や正しい噛み合わせ、見た目の美しさの回復を図ります。義歯やブリッジといった他の補綴治療と比べて違和感が少なく、噛む力や見た目の美しさも追求できるのが特長です。
インプラント治療のメリット・デメリット
無事に人工歯根が良好に骨と結合すると、自然な噛み心地や噛む力など、天然歯と同等の機能の回復が見込めます。見た目も自然な仕上がりが期待できます。手術を伴う治療ですが、大学病院にて難症例を含めさまざまな症例を経験してきた院長が対応します。ただし、ある程度の時間がかかる、基本的に自由診療であるため費用の負担が大きいなどの注意点もあります。
インプラント治療のリスク
人工歯根を埋める際に出血や腫れ、痛みが出る場合があります。またごくまれに予後が悪く、インプラント周囲炎や破折、脱落が報告されています。当院ではそういったリスクを回避するため、CTやオーダーメイドの手術支援装置など先進の技術を活用しています。また副鼻腔炎やがん、糖尿病など治療に影響してくる他の疾患がある場合は、必要に応じて他科と連携して対応することがあります。
治療の流れ
事前に歯周病など必要な治療を行うと同時に、正しい歯磨きを覚えていただきます。状態が落ち着いたら治療スタート。まずは人工歯根を埋め込む手術を行います。人工歯根と骨が無事結合するまでできる限り安静にしていただきながら3~6ヵ月経過観察。問題がなければアバットメント、人工歯の順に装着していきます。そこまで最低でも6ヵ月。治療終了後は、定期検診に通っていただきます。
予後について
現在のインプラントは生体適合性の高いチタン製のため、良好に経過すると半永久的に使い続けることが可能です。一方で、加齢による歯肉退縮や顎骨の吸収、歯周病の影響による歯肉の腫れやインプラントの動揺など、トラブルも存在します。適切にセルフケアができていなければインプラント周囲炎になる場合もあります。そういったリスクを回避するためにも定期的なメンテナンスが重要です。
■インプラント治療
診断、分析料/4万8800円
下部構造体埋入術/16万2000円(1本あたり)
2次手術(2回法の場合)/2万800円
サイナスリフト(片顎)・上部構造体作成/16万5000円
しぶや東 歯科・口腔外科クリニック
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